このオンライン授業は全行程が区分化されているため、全てを通して学ぶことも、また一部を使うことも可能です。このサイトを教科書およびワークブックとして使うこともできますが、部分的に切り取って使うこともできます。また、オンライン授業のため、自分の好きなペースで授業を進ませることもできます。わからない単語などは自由に検索、学習して、自分の物にしていってください。
各章は次の様に分かれていますが、各部署名は西洋音楽の音楽用語を使って表しています。
- 序曲とはこのOERでは本文の前に来るアクティビティーという意味で序曲という言葉を使います。序曲 – オーバチュアとも呼ばれ, オペラ、オラトリオなどの主要部分が始まる前に奏する器楽曲のことです。イントロダクションです。この部分はウォームアップとして、本文を読む前に本文のテーマについて色々と考えてもらうアクティビティーです。また、本文で必要となる単語や文法も勉強してもらいます。
- 楽章(本文) – いくつかの 独立 どくりつ した楽曲が,つながって1曲としてまとめられているものを多楽章形式の楽曲といい,その 個々 ここ の楽曲のことを「楽章」といいます。ここではテーマに沿った読み物、または動画が出てきます。それは、先生の講義だったり、本からの引用だったり、新聞記事だったり、YouTubeの動画だったりします。色々なメディアの物に挑戦してください。
読み物で重要なのはスキミングとスキャニングと呼ばれる読み方のスキルです。スキミングは文章の要点や大まかな意味を速く読んでつかみ、スキャニングでは必要な情報をできるだけ速く探し出すテクニックとなります。
交響曲のように第一楽章、第二楽章、など出てくる場合もあります。 - カデンツァ – コンチェルトなどでソロ奏者がオーケストラの伴奏を伴わずに自由に即興的な演奏をする部分のことをカデンツァと呼びます。ここでは学習者が意見を述べる箇所という意味で使われています。。
- フィナーレ – フィナーレとは曲の最後の部分、または最後の楽章という意味です。単語の復習、また文法の復習などをします。また、本文を読んだ後での学生の意見を述べる場所も設けています。
- アンコール – アンコールとは演奏者や楽団が予定のとおり終了し退場したあと、聴衆が拍手や掛け声で再演を望むことです。また、それにこたえて行う演奏や曲のことです。最後に本文に関係のある動画、またはオンライン記事を読んでもらい、本文以上にその内容を深く考えてもらう課題となっています。